こんにちは!おととみおです。
我が家には、鼻ぺちゃ猫・エキゾチックショートヘアーの男の子がいます。名前は「ぽてと」。

ぽてとは生後3ヶ月〜9ヶ月くらいまでずっとお腹の調子が悪く、病院へ通っておりました。生後10ヶ月となった今(2025年5月現在)ではすっかり良くなりましたが、ここではその治療の過程をまとめてみました。同じような症状に悩む方の参考になれば嬉しいです。
生後3ヶ月頃-通院開始
ぽてとがうちに来て1週間ほど経った頃、それまで普通の健康なうんちをしていたにも関わらず、突然軟便が出るようになってしまいました。しかもうんちには時々鮮血も…!猫初心者の私たち夫婦は大慌て!急いで近くの病院へ連れて行きました。

しかし検便しても異常はないとのこと。ひとまずお薬をもらいましたが全く効かず。
1週間後にまた別のお薬を試す→効かない→また1週間後に別のお薬を試す→効かない…というループが数週間続きました。
飲み薬以外に注射もしてもらいましたが、注射した当日は健康なうんちが出るけど翌日にはもう下痢に戻ってしまう、という感じでした…。
また、抗原検査もしてもらったところ回虫が見つかりましたが、駆虫しても下痢は治りませんでした。
エアコンはつけっぱなしにし、部屋の温度や湿度も毎日チェックしていました。飲水量も問題なし。もう一体どうしたらいいの〜?!

この時から、ぽてとのうんちを記録するため「ペットノート+」というアプリを使うようになりました。夫と私のスマホで共有できるので、お互いが気づいたことを記入できて便利〜!
生後4ヶ月頃-薬がだめならフードを変えてみる
うちに来たときから、フードはロイヤルカナンの子猫用ドライフードをあげていました。ブリーダーさんのところにいた時からこれを食べていたそうです。
でももしかしたらこのフードがぽてとに合っていないのかも…と思いブリーダーさんに相談してみたところ、「ロイヤルカナンは油分が多いので、ニュートロに変えてみてはどうか」とアドバイスをいただきました。
そこでニュートロの子猫用ドライフードに切り替えてみたのですが、特にうんちは変わらず…。
もちろん量も測ってあげていましたので、食べ過ぎということもないはずです。
通っていた動物病院さんにそのことを伝えると、ロイヤルカナンの「消化器サポート」というフードを勧められました。試しに購入し与えてみましたが、これも特に変わらずでした。
その後はまたニュートロに戻し、ウエットフードを与えてみたり、ドライフードをふやかしてみたり、乳酸菌サプリをあげてみたりしましたが、全く改善しませんでした。
それにしても、ぽてとは何でもよく食べる!好き嫌いがないのはとてもありがたい。

そういえば、ニュートロのフードで下痢は改善しなかったけど、うんちの臭いがかなり軽減されました!フード自体も臭くなくて、そこはとてもGOODでした〜!
生後5ヶ月頃-薬もフードもだめなら病院を変えてみる
この頃はもう、うんちがゆるすぎてお尻が毎回べちゃべちゃになるわ床に散らばるわで、毎日大変でした。しかも1日に3回くらい下痢が出るので、さすがに毎回お風呂に入れるわけにもいかず、猫にかけて使ってもOKなスプレーとおしりふきを使って、なんとかきれいにしていました。
でも、こんな状態でもぽてとはものすごく元気で、ご飯をもりもり食べてお水もちゃんと飲んでいたので、それだけは救いでした。

とはいえこのままにしておくわけにもいかないので、病院を変えてみることに!セカンドオピニオンというやつですね。
新しい病院(B病院とします)は、お薬や今後の方針など何から何までとても細やかに説明してくれる先生でした。決して元の病院が悪かったわけではありませんが、B病院の方がより丁寧であると感じ、今後はこちらへ通うことに決めました。
そこで検便したところ、今度は原虫(トリコモナス)が見つかりました!ぽてと虫だらけやん…。
時間をかけてお薬で駆虫しました。が、下痢は治らず。
お次は下痢パネル検査(PCR検査)!これはウイルスや細菌などがいないか、より詳細に調べることができる検査です。
が、これも異常は見つからず…。

下痢パネル検査、高かった〜!しかし、ぽてとのため!!
生後8ヶ月頃-最後の希望「腸内バイオーム」はいかに・・・
B病院でも色々とお薬や注射を試してみましたが、どれも効果は出ず、先生もお手上げ状態。
しかしB病院の先生は以前より、このようにおっしゃっていたのです。
「本当に何をしてもだめだったら、最後はヒルズの「腸内バイオーム」というフードを試しましょう。でも、もう一生これしか食べられなくなってしまう(これじゃないと下痢になってしまう)可能性があるので、これは最終手段です…。」と。
う〜ん…………。

一生「腸内バイオーム」しか食べられなくなるのはちょっとな〜という気もするけど……下痢は早く治してあげたい!!!!
というわけで、ついに最後の希望・「腸内バイオーム」をあげてみることにしたのでした。
猫経験者の方ならご存知かとは思いますが、猫のご飯を変えるときは、突然変えるのではなく1週間くらいかけて徐々に変えていきます。ですので、今あげているニュートロに少しずつ腸内バイオームを混ぜていく、といった感じですね。
そして、ご飯を切り替え始めて3〜4日頃、ちょうどニュートロと腸内バイオームが半々くらいになったタイミングでそれは起こりました。
なんと!!!突然きれいな健康うんちが出てきたのです!!!
やった!!腸内バイオームが効いてるんだ!!こんなことならもっと早く試しておけば良かった!!久しぶりの健康なうんち!!やったやったーー!!
……と、思ったのも束の間……
ご飯の切り替えが完了した頃──つまりご飯が全て腸内バイオームになる頃には、また下痢になってしまいました。え、一瞬健康なうんち出たのに?!
そこで私たちは、「なぜ、あのときだけ健康なうんちが出たのか」「あのとき何があったか」考えを巡らせました。そしてついに“答え”に辿り着いたのです……!!
ニュートロと腸内バイオームを半々で与えるのが良いのではないか……?それがぽてとにとってベストなバランスなのではないか……?
ということで試しにニュートロと腸内バイオームを半々で与えてみたところ、
安定して健康なうんちが出るようになったのです!!!
こ、これだ〜〜〜!!!これだったんだ!!!!泣
そんなわけで、ぽてとの下痢はようやく終わりを迎えたのでした。
結論!!
ニュートロのドライフードと、ヒルズの「腸内バイオーム」を半々で混ぜて与えることで下痢が治りました!!……つまりどういうこと??!
専門的なことは何もわかりませんが、ご飯を全部「腸内バイオーム」にするのは、ぽてとには効果が強すぎたのかな??とにかくこれがぽてとのお腹にとってのベストバランスだったようです。
さいごに
すみません、ここまで書いといてあれですが原因はわかりませんでした!!
人間も「原因不明の不調」ってよくありますしね…。
とにかく、なんか色々やってたら治りました。単純に、成長とともに腸内環境が整ってきたという可能性もあるかもしれません。
「腸内バイオーム」は現在も食べさせていますが、やっぱりこれがないとだめなのかな?試しに少しずつ量を減らしてみようかな?(もし試せたらまたここで報告します!)
あまり参考にはならなかったかもしれませんが、少しでも、同じ症状の猫さんと暮らす方の支えになれたら幸いです。

ここまで読んでくださってありがとうございました!!
全ての猫さんが健康でいられますように〜!!